チャドで働く国連機関契約職員の日記

チャドの田舎で国連機関の期間契約職員として働くことになった日本人の日記です。ブログでの記述は個人の見解であって、所属組織を代表するものではありません

2021-09-01から1ヶ月間の記事一覧

単なるコミュニケーションミスと真の対立を見分けること

土曜日の午後、次の月曜日に予定されているワークショップの準備にいそしんでいると、携帯電話が鳴る。電話の主は、以前のワークショップで挨拶をした、国内避難民キャンプの管理者。 僕の仕事の一つは、担当地域内200カ所を超える国内避難民キャンプを管理…

チャド田舎の食事とンジャメナでの中華料理とインスタントラーメン

先週、野暮用があって、田舎のフィールドから首都のンジャメナに2泊3日の出張。野暮用を済ませた後、今回の真の目的である「中華料理を、食べる」という重大なミッションのために行動を開始。 今回、日本を出発したのが8月9日で、1か月以上、日本料理はもと…

チャドの田舎で途方に暮れる

フィールドオフィスにきてから3週間、初めての出張。某国連機関が、当地で活動する各分野の国連機関、NGO、行政機関の関係者を集めて、当地の人道支援ニーズを取りまとめるというワークショップに参加するというもの。 ところでこのワークショップ、開催の2…

ブリーフィングと愛のムチ

今週の仕事の一つが、お偉方向けのブリーフィング資料を作るという仕事。以前勤めていた組織ではしょっちゅうあったのだけれど、もう10年以上ぶり。 お偉方が本部から首都の事務所に来るらしく、僕の事務所担当地域についての状況説明資料を作るようにとの、…

国連の現場における仕組みづくりの必要性と困難について

田舎での勤務も2週間が経過。自分の状況のキャッチアップが早いのか遅いのかは全くわからないけれど、日々仕事をしていれば、状況が少しずつ見えてくる。自分が把握すべきことのうちの何パーセントが見えているのかは相変わらずわからない。ドラクエでも、今…